国際宇宙ステーションからの息をのむような 20 枚の画像

12.真夏の日の出

真夏の朝4時頃、宇宙から見た日の出の光景は息をのむほど美しいものです。まだ地上では夜の暗闇に包まれている人々とはうって変わって、宇宙空間からは地球が徐々に太陽の光に包まれていく様子が見渡せます。薄明かりの中、地球上の大地が次第に明るさを増していく様は壮観そのものです。東の地平線が徐々に赤みを増し、やがてオレンジ色の太陽の輪郭が現れ、いっそう明るくなっていきます。はじめ神秘的な光に包まれていた地球が、次第に太陽のエネルギーで輝きを増し、生命の営みが目覚めていく様を間近に感じ取ることができます。この数分間の地球の姿の変化は、自然の繰り返される営みを表しているといえるでしょう。宇宙からこの聖なる光景を仰ぐことができるのは、人間にとって最大の特権なのかもしれません。地球という生命の存在そのものが、宇宙に抱かれながら循環していることを改めて実感させられます。

著者について: ほこら鳥

記事は思考の試作品、更新は継続的改善だと捉えています。

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